MENU
SEO / 検索戦略

Webマーケティング内製化とは?メリデメと導入手順

MASUTO.inc 編集部

Webマーケティングの重要性が高まる中、広告運用・SEO・SNS・コンテンツ制作を「外注」から「内製化(インハウス化)」へ切り替える企業が増えています。
一方で、準備不足の内製化は成果悪化や担当者疲弊につながることもあるため、“段階的に、仕組みとして”移行するのが安全です。

この記事でわかること
  • 内製化の定義と、フルインハウス/ハイブリッドの違い
  • メリット・デメリット(特に失敗しやすい落とし穴)
  • 向き不向きの判断基準(簡易診断)
  • 失敗しない導入手順(ロードマップ付き)
  • 体制・役割分担・属人化を防ぐ仕組み
Webマーケティング内製化の向き不向きを判断する診断フローチャート
5〜7分で “詰まりどころ” を可視化

Webマーケティング内製化とは(インハウス化の定義)

Webマーケティング内製化とは、これまで代理店や制作会社に委託していた業務(広告運用、SEO、SNS、コンテンツ制作、解析など)を、自社の人材・体制・ツールで運用することです。
形は大きく2つあります。

  • フルインハウス:実務までほぼ社内完結
  • ハイブリッド:戦略・判断は社内、制作や高度領域は外部を活用(現実的に成功率が高い)
Webマーケティングの内製化と外注の範囲を比較した業務マップ
外部リンク
Search Consoleで検索パフォーマンスを確認する方法
Search Consoleで検索パフォーマンスを確認する方法

内製化のメリット(得られる効果)

内製化は「コスト削減」だけで語られがちですが、本質は意思決定と学習速度が上がることです。

  • 意思決定が速い:修正→検証のサイクルが短くなる
  • ノウハウが資産化:成功・失敗が社内に蓄積される
  • 顧客理解が深まる:商材理解のある担当が運用できる
  • 代理店手数料の見直し余地:広告運用では手数料が一定割合になるケースが多い(ただし内製でも人件費・管理コストは発生)。(THE MOLTS)
Webマーケティング内製化でPDCAが速くなる比較図
あわせて読みたい
内製化で“何が早くなるか”を事例で見る|短縮できるのは「制作」より“待ち時間”
内製化で“何が早くなるか”を事例で見る|短縮できるのは「制作」より“待ち時間”

内製化のデメリット(失敗しやすい落とし穴)

内製化の失敗は、だいたい次の4つに収束します。

  1. 採用・育成の難易度(即戦力が取りづらい)
  2. 情報のキャッチアップ不足(社内だけで閉じる)
  3. 属人化(担当者が休む/辞めると止まる)(コスモブレインズ)
  4. 担当者の疲弊(運用の泥臭い作業に飲まれる)

対策の方向性はシンプルで、

  • “人”に依存しないように 業務を見える化(手順・権限・判断基準)し、
  • いきなり全部やらず 優先順位を切って段階移行することです。(バクリ株式会社)
Webマーケティング内製化の失敗原因と対策一覧
あわせて読みたい
属人化を防ぐ“引継ぎテンプレ”の作り方|明日から回る業務設計のコツ
属人化を防ぐ“引継ぎテンプレ”の作り方|明日から回る業務設計のコツ

内製化の「向き・不向き」簡易診断

向いている(Go寄り)
  • 中長期(半年〜1年)で体制を作れる
  • 広告・施策の改善頻度が高い(スピードが価値)
  • 商材理解が重要(BtoB/高単価/専門領域など)
向いていない(Stay寄り)
  • 来月の売上が最優先で“即効性”が必要
  • 専任を置けない(兼務のみ)
  • 基盤(計測/KPI/権限/タグ)が未整備
Webマーケティング内製化の向き不向きチェックリスト
内製化できる範囲を一緒に設計する(ハイブリッド推奨)
SERVICE / 支援メニュー
SERVICE / 支援メニュー

失敗しない内製化の進め方(導入5ステップ)

「明日から全部内製」は危険です。90日で“回る状態”を作り、半年で拡張が現実的。

Step1:目的・ゴール・範囲を決める

  • 目的は「コスト削減」だけにしない(速度/資産化/顧客理解も含める)
  • KGI/KPIを先に決める(例:CV数、CPA、自然検索流入 など)

Step2:体制(役割)を決める

最低限でも「意思決定」と「運用」と「計測」が分かれていると回ります。
広告のインハウス体制では、PM/運用/エンジニア等の役割設計が重要、という整理もあります。(株式会社デジタルアイデンティティ-Digital Identity Inc.)

Step3:計測・ツール環境を整える

Step4:段階的に移行する(媒体/業務ごと)

  • 例:レポート作成→入稿→改善案→運用判断…の順に権限を移譲
  • いきなり制作も広告もSEOも全部…は失敗確率が上がるので注意。(バクリ株式会社)

Step5:マニュアル化・権限管理で“止まらない”状態にする

属人化は内製化の最大事故です。担当者が不在でも回る仕組みを作ります。(コスモブレインズ)

Webマーケティング内製化を90日で進めるロードマップ
外部リンク
Google公式の無料トレーニング(Skillshop)で学ぶ
Google公式の無料トレーニング(Skillshop)で学ぶ

最小チームの作り方(役割分担のテンプレ)

「人を増やせない」会社ほど、役割を“兼務前提”で明確化すると崩れません。

  • PM/責任者:KPI合意、優先順位、意思決定
  • 運用担当:広告/SEO/SNSいずれかの実務と改善
  • 計測・技術(兼務可):タグ、計測、ダッシュボード、データ抽出
    (体制の役割整理は、広告インハウスの体制論でも重視されています。)(株式会社デジタルアイデンティティ-Digital Identity Inc.)
Webマーケティング内製化のチーム体制と役割分担(RACI表)
内製化支援で“体制づくり”から伴走してもらう
SERVICE / 支援メニュー
SERVICE / 支援メニュー

まとめ(結論)

Webマーケティング内製化は、成功すればスピード・学習・資産化で大きなリターンがあります。
ただし、準備不足で始めると属人化・疲弊・成果悪化が起きやすいのも事実です。だからこそ、

  • いきなり全部やらない(ハイブリッドで始める)
  • 計測→KPI→体制→段階移行→マニュアル化
    この順番で、“止まらない仕組み”を先に作るのが安全です。
Webマーケティング内製化の進め方3プラン比較

外注費を減らす前に、まずは「どこまでなら内製で回るか」を一緒に線引きしませんか?
質問に答えるだけで、最適な内製化プランが見えます。

Webマーケ内製化セルフ診断CTA
無料で「早くなるポイント」を診断する

FAQ

Q1. Webマーケティング内製化は、どれくらいで成果が出ますか?
A. 施策領域(広告/SEO/SNS)や現状の計測整備状況で変わります。一般に、まずは「計測・KPI・運用リズム」を整えるのに数週間〜数ヶ月かかることが多く、そこから改善が積み上がるイメージです。短期成果が必要な場合は、ハイブリッド運用も検討すると安全です。

Q2. いきなりフルインハウスにするべきですか?
A. 必ずしも推奨されません。社内リソースやスキルが追いつかないと、成果悪化や担当者疲弊につながる可能性があります。段階的に移行し、外部パートナーを一部活用する形(ハイブリッド)が現実的です。

Q3. 内製化で一番多い失敗は何ですか?
A. 属人化です。担当者しか分からない状態になると、不在・退職時に運用が止まるリスクが高まります。権限管理、手順書、週次レポートの定型化などで「止まらない仕組み」を先に作るのが有効です。

代表プロフィール
MASUYAMA TOMIKI
MASUYAMA TOMIKI
WEBマーケティング内製化支援スペシャリスト / ハイブリッド・マーケター
クリエイティブ経験と、コンサルティング現場でのデータ分析経験をあわせ持つ、 WEBマーケティング内製化支援スペシャリストです。 「データは読めるが、コンテンツが作れない」「作れるが、数字に弱い」—— そんな現場のギャップを埋めるために、戦略・技術・構築の3軸から企業のマーケティングを支援しています。 サイトという「箱」をつくり、そこで活躍する「人」を育てる。 契約が終わったあとも、クライアントが自分たちの力で成果を出し続けられる状態をゴールとしています。
記事URLをコピーしました